トランスジェンダーの試み
ジェンダー(gender)とは、社会や文化の規範に照らして意味づけられた性差のこと。「女/男らしさ」「女/男役割」などの観念もその一例である。時に「常識」「あたりまえ」とみなされがちだが、性をめぐる社会通念・制度・規範には、一人ひとりの個性的なあり方を抑圧するものが少なくない。立教大学ジェンダーフォーラムは、ジェンダーについての教育・研究活動の拠点として、男女共同参画社会の実現に向けて、真に時代の要請に応えることができる大学へと脱皮していくことを目指して1998年に誕生した。
性同一性障害の治療には、費用が相当かかるのが問題となっている。彼らの最終目的地は性別を変えることにあるため、戸籍での変更を申請するためにはそれまでのプロセスだけでも非常に困難な道のりになる。まず、幼少のころからこの違和感を感じる子供は非常に多いという、しかし一番近くにいるはずの両親はこの障害の実態を知らないため我が子にまさかこんな症状があらわれているとは思いもしないのだ。ただ、何か様子がおかしいとすこしでも気づくことができればすぐにカウンセリングを受けさせる必要があるのだ。精神障害には限りなく症状があるので一般人が判断することは到底できないもの。これが当たり前であり、そのあとの診断結果を恐れてはいけないのだ。
カウンセリングによる診断は難しい
カウンセリング内容は、日本精神神経学会のガイドラインの指針そって診断される必要がある。それによって、担当医師の診断が適格でない場合もあるのだ。それに、幼少期にこれを診断することが難しいのはどの医師でも承知のこと。
性同一性障害と診断されるには何度かの診察が必要なのだ。日常生活の様子を聞かれたり、そしてこれから本人はどうして生きていきたいのかを幼児に尋ねることさえある。これはしっかりとした診断がなされなければならないので、医師との相性も重要問題になってくるが、どんな診断結果がでようとも両親はこの先子供のためになにができるのかを考える必要があることに違いはないのだ。